二転、三転の末の選択は・・・?

思いもよらぬ「癌予備軍」という言葉に、
今後どう対応したら良いのか迷いつつ投稿しましたが、
皆様からいただいた親身のコメントの一つ一つが心に染みて、
この状況を乗り越えなくては…という思いが湧いてきました。
ご意見や体験談も寄せていただき、ありがとうございました。
心からお礼申し上げます。
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どうにか方針が見えてくるとと共に、私自身の覚悟もできてきました。
さて、手術や検査をどうするか?
自分の気持ちの整理として・・いきさつを記録しておきます。

✿まず、セカンドオピニオンとして長年お世話になっている鍼灸治療のN先生にご相談しました。長年の私の「主治医」です。

昔、原因不明で軽い咳が止まらず、体重も毎日500gずつ減って、
体力がなくなり、立つこともやっとということがありました。
でも、病院は「原因不明」では治療方法がないのです。
「もうダメかもしれない」と思った時、友人のお母様から「きっと助かるから・・」とN先生をご紹介をいただいたのです。
先生の指導は、体調が戻るまで、甘いもの、砂糖、みりん、酒と動物性食品一切を禁止するというもの。飴玉一個食べても命の保証はしないという厳しいものでした。
玄米だけが治す力があるのでよく噛んで食べなさいと・・。
玄米とみそ汁、野菜だけの少食で、不思議と体調が戻って行きました。

でも、治るとすぐに忘れてしまい、夜遅く食べたり、よく噛まなかったり、
甘いものもずいぶんとってきました。
色々ストレスもありましたが、長年の酷使の報い??
膵臓も胆嚢も消化器官です。
切除するかもしれないと思うと、今まで一生懸命働いてくれたのに、酷使して病気にしてしまった膵臓と胆嚢に「ごめんなさい」と謝りたい思いです。

先生は、「血液検査が正常なら、手術で簡単に除去することはない。
検査は手術のためのもの。検査や手術は体に負担をかけるからよくない。
先延ばしして、しっかり食養生しましょう。」と。

ブログに内緒で書き込みをくださった方も、「手術は慎重に考えて・・」というニュアンスでした。人間の体に備わっているものを癌予防のために簡単に切ってしまうのはよくありません。
食養生されている大学の先輩も同じ考えでした。
私も切りたくないので、皆様や先生の意見をありがたく思い、
もう一度初心に戻って体調管理、食生活をきちんとしようという覚悟で検査も手術もしない結論に到達しました。


✿ところが、賛成してくれると思っていた次男君が強硬に反対!
「血液検査は正常でも、胆嚢も膵臓も正常じゃないんだよ。明らかな異常があるのに、検査も先延ばしして良いはずない。検査はきちんと受けてください!」と珍しく長いメールが 夜中に何度も届きました。

う~ん、検査や手術は自分の身体を傷つけるので嫌ですが、
真剣に心配してくれる次男の気持ちは尊重しなければ・・・

そこで、もう一人のセカンドオピニオンとして、
✿次男もアレルギーでお世話になった鈴木診療所の鈴木先生に意見を求めることにしました。
先生も普段の暮らし方、食生活などから健康維持を・・と仰る方です。

久々の鈴木診療所ですが、やはり鈴木先生はすばらしいと思います。
待合室壁の貼り紙をご覧ください。
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お忙しい中、避難された方々の応援もなさっています。

また、放射能問題にも関心をもってもらうために、測定所での測定結果も掲示してありました。茨城産のレンコンは、放射能検出されますが、2回湯がけば放射能は出ないということも・・。
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この診療所は久々に行くと、まず身長、体重、血圧を測り、丁寧な問診。
触診もあります。データばかりで患者を診ない最近の病院とは大違いです。

先生はアレルギーの大家で、オーリングテストもできます。
それゆえ生体反応として、アレルゲンを特定できるようです。
私は昨年から体調のせいなのか、疲れやすかったり、顔の湿疹や赤味、肌荒れも止まりません。何かのアレルギーでは?と、思っていたのですが、これは免疫力低下によるものでした。
他にも、フッ素アレルギー(フッ素歯磨きもフッ素樹脂加工も使ってなかったのですが、電気釜と会社のポットが盲点)、電磁波過敏症も指摘されました。
そもそもこんなことにまで、異常な反応が出ること自体、免疫力の低下だそうです

「こんな状況でどこかが悪いと言われたら、悪性の可能性大ですよ。
早く検査をして手術を勧めます」とあっさり言われてしまいました。

「悪性の可能性」という言葉はショックでしたが、ランチを一緒にしてくれた友人が(彼女も癌を取っているのですが)、ほぼ半日寄り添ってくれたので、どうにか落ち着いて考えることができました。

次男には鈴木先生の言葉を伝えて、「やはり検査もキャンセルせず、手術も前向きに考えることにしました」とメール。
次男「わかりました。診察日は空けておきます」とだけメール。

「ほら僕の言ったとおりでしょう?」なんて言わない次男くんに感謝(^_^;)

帰宅するとhitomiさんから立派な箱に入った上等のオリーブオイルと
大学の先輩からの体に塗るクリーム?が届いていて、
冷えびえとした?心がお二人の厚意で ホッと温まりました。

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イムリーな贈り物をありがとうございました。

手術も視野に入れているので怖いと言えば、怖いのですが、
胆嚢を切除された方はたくさんいて、それでも、皆さんお元気にされているという話は安心材料です。

また、夫が癌であった時から、病気対応の力になってくださる良い友達も何人かいます。
覚悟を決めて一歩踏み出そうと思います。
でも、治療の根本は、治してもらうことではなく、
そのような病気を作った環境を改める自分の意志にもかかっています。

病気の時は、免疫力も低下。気持ちのエネルギーも低下しますが、
そんな精神状態の欠けを、家族が、また周りの友達が補ってくれます。

心配して心を寄せてくださる思いが心に染みて、元気が出てきます。
みなさま、本当にありがとうございました。

病気を治すための生活のあれこれ、覚悟のほどは、次の記事で・・。