京都、鈴木診療所から「医師のあり方」を考える

処暑を過ぎても、暑い日が続いています。
皆様、夏バテされてませんか?

私はこの夏は不調で久々に夏風邪をひき、
咳が止まらず、なかなか疲れが取れません。
出歩き過ぎもあるのですが…(^_^;)

こんな時は…
そうだ!京都の鈴木診療所に行こう‼
ということに。

下鴨神社から先生の病院への道を検索
「京都、アレルギー、鈴木診療所」
これだけで出てきました。
鈴木先生のお仕事が評判になっているようで嬉しいです。😊💕

鈴木先生京都大学の医学部を卒業されたアレルギーの専門家
これまでたくさんのアレルギーの子供たちを助けてこられました。
ウチの次男がお世話になった記事はこちら↓

久々に行くと、病院ではまず身長、体重、血圧を測り
昔ながらの触診や丁寧な問診で患者の体全体をよく診てくださいます。
こういう基本的なことが、最近は省略されているように思えます。

健康診断でも、受診者さんは医師の所見を聞きたいのに
液検査のデータを読むだけという先生もいらっしゃるとか…
データの数値言うだけなら医師は必要ないですね。


夫が癌で入院した病院では、夫が腹痛を訴えたので先生に診てくださいとお願いしたのに、「痛み止めの点滴持っていかせましたから」という返事。
患者の様態を診ずに「痛むなら痛み止めを」「眠れないなら睡眠薬を」
毎日検査漬け点滴漬けで、薬の使用には向き合っていましたが、
患者自身の身体と心に向き合っているとはとても思えませんでした。


私の病気を診断した大病院の先生も、「疑わしいなら手術を」と手術は勧められますが、普段の生活や食事についてのアドバイスは聞いたことがありません。
こんなケースばかりではないと思いますが、患者を診ないで、データと手術や薬重視の先生が増えてきたように感じます。

この弊害は、積極的に薬や検査、手術をすることでお金が取れる仕組みとも無関係ではないと思います。でも、患者を薬漬けにするのでなく、患者自身が健康や病気について学び、自分で健康への努力をするようにならなければ、本当に病気を治したとは言えないのではないでしょうか。

鈴木先生は、患者をよく診て、日常生活の基本を説き、自分が学んだ知識や知恵を伝えて、身体が良くなるためのお手伝いをしてくださいます。
ここに、本来の医師の姿を感じます。

鈴木先生は、またオーリングテストも勉強されていて、患者の反応で
何がアレルゲンか?どんな薬が合うかを調べることもできます。

私が病院から出された漢方薬もダメ。なるほど、咳が止まらないわけでした。
合う薬もテストでわかり、咳は楽に収まっていきました。とても不思議です。

アレルゲンのわからない方、原因不明の不調などある方は診ていただくと良いと思います。

いつも病院に行く度に、すごいなぁと感心するのは
待合室の壁のこの貼り紙です。
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健康に生きるためには、社会のあり方も大いに関係します。
病気だけを診られるのではなく、社会にも関心を寄せ、
「知ってほしい」と思われることを壁に貼り、患者さんに発信されています。

京都にいながらにして放射能の勉強も・・・。放射能汚染対策を載せています。
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とてもよく勉強されていて、電磁波の害、フッ素の害はもとより、
「香害」に関する本もいち早く置いてありました。
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「香り」はブームですが、実は人工的な香料は化学物質で、空気を汚染し
鼻から体内に入ってアレルギーを起こしたり、健康障害につながったりします。
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フラワーレメディという言葉と花の癒しも先生の本で知りました。
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思えば、先生の子供たちへのアレルギーへの指導も、基本は食事。

アレルゲンを含まない食べ物を選び、油分と砂糖を避け、
食べ過ぎず、よく噛んで、睡眠と運動をしっかりと。

添加物や農薬、加工食品を避けること、洗濯の合成洗剤は皮膚に良くないことなど様々な知識を持つことも、健康を守ることに繋がっていきました。

病気を診るだけでなく、患者を取り巻く全ての環境や社会にも心を配り、
より良くしていこうという気持ちを持ち続け、健康の助けになるための勉強も続けられる姿勢にはいつも頭が下がります。
また、鈴木先生に学んだお母さん方が地域で健康やアレルギーの勉強会のリーダーに育っていかれたことも、素晴らしいことだと思います。

先生との出会いがあって、今の健康な子供たちがいることを感謝し、先生のご紹介をさせていただきました。

⭐病院の住所や電話番号は青字の前の記事にあります。