飛べない蝶のちょっちゃん。ありがとう。
今朝、ちょっちゃんとお別れしました。
出勤する頃、気がつくとまたいつもの姿が見られました。
え? 生きていてくれたの?
こんなことが何度かあって、
今度こそダメだと思っていても
後で、カーテンを登って、元気そうな姿を見せてくれる・・
不死蝶のような・・ちょっちゃんでした。
そして昨夜も、蜜もずっと飲んでいないのに、
カーテンをこんなに高く登ってみせてくれました。
ほら、まだ登れるよ。大丈夫だよ。と。
でももう掴まる力が弱くなって、まもなく落ちて動けなくなりました。
昨日から薔薇が一輪、咲いてくれました。
ちょっちゃんのために咲いてくれた薔薇のようでした。
薔薇の花をお部屋に入れると・・
薔薇の花に埋もれに行ったちょっちゃん。
薔薇は不思議な癒しがあるようです。
もう朝までは無理だろうと思いながらも、
「朝まで生きていてね」とお願いして休みました。
朝、かすかに動いて見せてくれたちょっちゃんにお別れをしました。
最期の日の朝も、カーテンに登る意欲を見せてくれました。
ちょっちゃん、一生懸命生きる姿を見せてくれてありがとう。
もう1度、飛べるアゲハ蝶になって生まれておいで。
今は、天国で自由に飛び回っている姿を想像しています。
飛べなくても精一杯生きる姿、小さな命の愛おしさ、
言葉かけで気持ちが通じることなど、得難い体験でした。
この蝶への思い入れが強くて…長い記事になってしまいました
長文へのお付き合いに感謝いたします。
|