温泉楽(3)花と紅葉のお寺久安寺

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日本で一番小さい動物園の入園料は、お察しのとおり「無料」でした。

自然にめぐまれた公園で、かわいい動物にも会える…これで無料は嬉しいですね!

このコースはお勧めです。

さて、いよいよ不死王閣に向かいます。バスに乗り、久安寺下車。
ここから徒歩5分ですが、その前に、久安寺も見物します。

久安寺が、どんなお寺か知らなかった私は、あまりに美しい紅葉と庭園に感動の連続。
お寺の拝観料も300円で、京都や奈良に比べるとずいぶん安いです。

300円ではもったいないくらいの庭園の風景。写真でご一緒してくださいね。

関西花の寺第12番久安寺(きゅうあんじ)。
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725年に行基によって開創された古いお寺で、その後、弘法大師によって再興され、
久安元年(1145年)楼門や金堂などの伽藍を建立して久安寺と言われるようになりました。


この楼門は室町時代の建築で重要文化財。建築技法上、最も美しい楼門と言われます。
内側から写しました。
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本坊の屋根瓦を見ると、薬師寺とほとんど同じもの
薬師寺と同じ時代に建てられたお寺だということに納得します。
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開創者の行基さんは、聖武天皇からの信頼も厚い方でした。

御影堂です。
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十二月初旬なのに、まだ紅葉がきれいに残っています。
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久安寺の虚空園。

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虚空園の中にバン宇(こころ)池があります。
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やや寂れてはいますが、庭園も池も風情があって、京都に負けていません。

(しおりより)
「ウグイス、ホトトギスなど多くの小鳥、りす、タヌキ、きつねなどの小動物が遊び、
数十種類の草や木が花を咲かせ、香りを放つ自然があります。」

「境内全体が密教マンダラ思想による庭で、この庭に身をおくことで、即身に仏性の花が咲きます」

鬼の会議場を発見!
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   凄い形相の鬼瓦が並べられていました。
          でも、よく見ると・・・・どことなくユーモラスです^^。
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広い庭園は、春夏は花の名所。
        そして秋は美しい紅葉が楽しめます。

燃えるような紅葉って、こんな紅葉を指すのでしょうか・・。
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最後の最後に、燃えるような輝きを見せてくれたもみじに、感動です!
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でも紅葉(こうよう)って、実は、葉の老化現象だと、理系の友人から聞きました。
日照が短くなったり、気温が低くなるにつれて、葉の老化が進行し、
葉の色が変わり、栄養も行かなくなって落葉する・・。

それはそうだけど・・、

でも、凋落の秋を、こんなにも美しいものに作られた神様の意図は・・?
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人間も、年を重ねるごとに、紅葉のように、輝きをましていけたらいいですね。

これからの人生も、大切に生きなければ・・と、
                輝く紅葉を見ながら思ったmimiでした。


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なかなか温泉に入れませんね・・。 温泉は、次回に・・。