神保哲夫氏と原発と活断層 (きっこさんツィートより)

 
きっこさんのツィートをメモさせていただきました。
 
4月23日ツィートより・・・
 
チェルノブイリに取材に行って来た神保哲生氏「事故から26年目を迎えるチェルノブイリでは今も原発事故はまったく収束していなかった。原発から漏れ続ける放射性物質を閉じ込めるための工事が続き、住民の甲状腺癌はさらに増加している。」(4月23日 TOKYO FM「タイムライン」)
 
チェルノブイリに取材に行って来た神保哲生氏「ウクライナは貧しい国だから事故後も仕方なく原発を選択したが、ウクライナの人たちは、日本は裕福な国なのに安くて危険な原発に依存する理由が分からないと言っていた」(4月23日 TOKYO FM「タイムライン」)
 
チェルノブイリに取材に行って来た神保哲生氏「今も数々の病気で苦しんでいるウクライナの人たちは、とにかく食べ物に気をつけろを口をそろえて言っていた。外部被曝よりも食べ物による内部被曝が恐ろしい。特に牛乳、キノコ、ブルーベリー類は危険」(4月23日 TOKYO FM「タイムライン」)
 
 
4月24日ツィートより・・・
 
敦賀原発、建屋近くの断層活動か」の記事を「Vote」しました
 
泊原発敦賀原発、島根原発、高速増殖原型炉もんじゅの4原子力施設で、周辺の活断層の連動を考慮して揺れを再計算した結果、想定する最大の揺れ(基準地震動)が従来値を超えることが分かった」→
 
泊原発敦賀原発、島根原発もんじゅの4施設で、地震が起こった場合の最大震動数値がこれまで想定していた数値よりも高かったことが再計算によって判明した、との報道があるけど、何年も前からあたしが指摘してきたように、これは「建設ありき」で意図的に数値を低く見積もった偽装工作です。
 
原子力マフィアどもは原発を造るためならどんな偽装もやります。たとえば計画中の上関原発などは、予定地の真下に巨大な活断層が通っているのに、中国電力の調査した地質図を見ると、長い活断層原発予定地の手前で魔法のように途切れ、予定地を過ぎたところから魔法のように復活しているのです(笑)
 
あまり知られていないことだけど、日本の原発建設では当たり前のように耐震偽装が行われてきました。「原発 耐震偽装」で検索してみれば、日本中のほとんどの原発が手抜き工事をしている事実が分かるはずです。
 
2008年4月、日立製作所が全国17カ所の原発で1980年から28年間にわたって耐震強度計算を間違え続けていたことが発覚し、経産省原子力安全保安院から耐震強度の再計算と再発防止策の報告を求められたが、ほとんどの原発は現在も何の対策も取らずに運転し続けている。
 
「科学」(岩波書店)の2009年4月号の特集「オピニオン:柏崎刈羽原発・再開への疑問」の中に、神戸大学の名誉教授、石橋克彦氏の「科学を踏みにじった政府の柏崎刈羽原発 耐震偽装」という寄稿がある。これを読むと柏崎刈羽原発の恐ろしさがよく分かる。
 
これは4年前にあたしが書いた福島第一原発の記事です。これを読めば今回の事故が「欠陥を知りながら何の対策も取らなかった東電と政府による人災」であることが分かります。ぜひ読んでみてください→
 
今から6年前、日本共産党福島県議連は「福島第一原発は大地震によって津波に襲われると電源を喪失してメルトダウンを起こす」と指摘して東電に対策を求めましたが、当時の勝俣社長(現会長)が「そんな必要はない」と突っぱねたのです