放射能の罪過を過小評価する愚かしさ、そして、その魂胆!!

放射能の罪過を過小評価する愚かしさ、そして、その魂胆!!

(つむじ風)http://bit.ly/kfpWs7 様より転載
放射能を罪過を過小評価するのは
愚かしいことである!!
放射能は核爆弾を製造する事から
世に顕れた!!

 原子力炉は、核爆弾の原料(プルトニウム)製造の施設である。その転用に過ぎない。従って、原子力の平和利用は、取って付けた欺瞞のスローガンだ。

 つまり、原爆製造がなければ、原子力炉は想起されなかった違いない。

 マンハッタン計画ハンフォード・サイトは深刻な核汚染で到達点のない浄化作戦が進められているという。核と放射能は、次世代に禍根を残す最もやっかいな産業廃棄物であるのだ。

 それを承知で核エネルギーを平和利用するという発想は元から無い。『平和利用』と言う名の欺瞞に満ちた核戦力の保有欲に過ぎない。

 はたして、日本の原子力政策は、当初の原子炉建設の目的と切り離された純然たる『平和利用』を標榜しているだろうか? やはり、同じ核戦力保持の野望が底辺に無かったとは言えないだろうか?

 原子力発電施設には膨大な国費が投入されている。この現実は政官業の利権が深く関わっていると観ることは当然であるが、それだけではあるまい。核戦力保持の野望が見え隠れする。

 放射能罪過の過小評価は、核戦力保持の野望の観点からすると納得できる。核戦力保有国家は、例外なく兵士・国民を使って人体実験をしている。その目的は、安全性を見極めるのではなく、その反対である。


 如何に核兵器使用の際、相手側にダメージを与えうるか、その実証を求めた結果である。その為に核兵器保有国家は、多大の放射能被爆者を生み出している。その多くは、欺し、あるいは故意に情報公開せず、モルモットのように住民被曝に曝した結果である。

 福島原発災害の住民被曝と軌を一にしている。それでいて、終始一貫しているのは放射能による深刻な罪過は無いとするプロパガンダである。そして、今に至るも、原子力政策を捨て去る意図を持ち得ていない。

 軍事的魂胆が底辺にあるからであろう。そう見なさなければ、原子力発電に対する飽くこと無き推進を理解することは出来ない。懲りない核保有待望欲が根底にあるから違いない。

 おそらく、発電というエネルギー政策は隠し箕(みの)ではあるまいか?

 
拡散希望】被曝医師・肥田舜太郎さんが語る『真実の原子力
http://youtu.be/3p73GY19ZrY


肥田 舜太郎(ひだ・しゅんたろう)
1917 年広島生まれ。1944年陸軍軍医学校を卒業、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。1945年広島にて被爆被爆者救援にあたる。全日本民医連理事、埼玉民医連会長などを歴任。現在、全日本民医連顧問、日本被団協原爆被害者中央相談所理事長。自身の被爆体験を原点に、被爆者治療と核廃絶運動に関わり続け、今もなお各地での精力的な講演活動は続いている。著書 『広島の消えた日―被爆軍医の証言』、『内部被曝の脅威 ちくま新書(541)』など。

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