原爆と核実験場での放射能と奇形児(600万アクセス)

2012年10月04日(院長の独り言より)

 

原爆と核実験場での放射能と奇形児(600万アクセス)

放射能により起きる疾患は、下痢、口内炎、知能低下、心筋梗塞脳梗塞、突然死、白血病、全身倦怠感、ガンなどありふれた疾患ばかりで、区別がなかなかつきません。唯一誰の目にもわかるのが、奇形児の増加だとおもいますが、これもありとあらゆる方法で隠してきます。
 まず、真実を述べていると思う動画「死の灰の正体」をご紹介します。
 
奇形児の写真は、こちらで紹介していますが、一枚だけ-50分過ぎからです
ちょっとだけほそく マイクロマイクロキューリー = pCi で 単位換算表を参考に、丁寧にご覧ください(Bq、Svに直すと、その凄さがわかるはずです)

無脳児 昭和26年生まれ
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原爆投下から六年後にこのような子どもが生まれています。決して、被爆直後に生まれた子どもだけに異常があったわけではないことをまず抑えます。ところが、この明らかに増加した奇形児もあらゆる手段を使ってABCCをはじめとする日本の医師は、押さえ込んできます。
立花隆しいわくところの唯一の科学的調査ABCCは、胎児奇形の有意差はなかった
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そしてこのABCCの資料をもとに、(平成24年5月13日にふじみ野市で行われた講演)
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このようなスライドを作ってきます。

この人間には起きないとの根拠は、放射能のホントの話服部禎男
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なんと、放射能は身体にいい。ICRPの考えは「放射線は少しでも身体に有害だ」というもはや、呆れ果てる内容の漫画。どうやら二重螺旋が根拠のようです。この二重螺旋は細胞分裂の時には開放されることをご存じないのでしょうか?

ABCCが唯一の科学的な調査ですから、いまでも金科玉条のように振りかざしてきます。
ドクタービジット 放射線、正しい知識が味方
みなさまご存じの中川恵一准教授
チェルノブイリでも、これ以外のがんは増えたというデータはない。それから考えると、福島でがんが増える理由はない。君たちは、安心して結婚して子どもを産んでいいんです。おかしな情報に惑わされないようにしてほしいと思います。

江川紹子
「福島の放射能汚染を科学的に捉えることなく、『ケガレ』とみるような新たな差別が生まれつつあることに敏感でなければならない」と話した。
この「ケガレ」は中川恵一氏も使っています。どうやら、キーワードの一つのようですね。

もちろん、冒頭の映画でも紹介したようにこの奇形児は有意差を持って生まれないというのはウソですから、いろいろな発言、証言があります。

生態系協会長 発言認める  「差別と思っていない」
日本生態系協会の池谷奉文会長(70)が東京で開かれた講演会で、東京電力福島第一原発事故を受け「福島の人とは結婚しない方がいい」などと不適切な発言をしたとされる問題で、池谷会長は29日、報道機関に対して講演記録の一部を公表した。記録には不適切とされた発言内容が含まれていた。ただ、池谷会長は「福島の人を差別するようなことは思っていない」と反論した。
 この方は、本当の真実を言われたと思いますが、このようにマスコミから袋だたきにされます。発言を取り消されなかったことに敬意を表します。このフクシマ以降、もの凄い奇形動植物が見つかっているのは事実です。

奇形動植物のまとめ2011年08月07日
奇形動植物(2)2012年08月09日
植物は成長がもの凄く早いので奇計が出るのも当然です。

原爆投下後の奇形児について、本当のところはどうだったのでしょうか。かなり長くなってしまいますが、資料が非常に重要ですので、私が探し出した根拠を示していきます。

みんな楽しくHappy♡がいい♪から
肥田舜太郎氏&岩上安身氏 10/6(最後の質疑部分の内容書き出しました)

岩上:そうですね。それがイコールすぐの解決策になるかどうかはまた、別の方向ですね
それから、「被ばくしてしまった方から、以上のある子どもが生まれたりしたんでしょうか」10:43

肥田:
遺伝の問題ですか?
これはね、アメリカが直後に広島で2~3年かけて遺伝はないという統計的な発表をした。
これは間違いです

というのは、彼らは明らかに被ばくした層と、ここは被ばく者じゃないという対象を選んだ時に、
本当は被ばくしていた人を、内部被ばくで。
これを対象に取っちゃった。
これとこれを比べてあるないと言ったから
それぞれの構成が初めから成り立たないという、そういう批判で、これは潰れています。
だけど、広島の今度は実績でね、
一番その事に関心を持ったのは産婆さんなんです。
昔は産婆と言う人達が赤ちゃんを取り上げたと。
で、現実に取り上げた時におかしいというのがね、いっぱいいたと。
いた事は間違いない。その、産婆さんが、内緒で集まって、戦後の話しの中でそれがちゃんと記録されてきている。
で、それを専門に研究した医者がいて、
たくさんの・・あって、話しをして、確かに事実だったと。あったのは。
で、それが全部放射線の影響だと、それを証明する方法がないと。
被ばく者の子どもに多かったと

で、そのー、ま、奇形なり異常のね、中身は
形態的に、唇がおかしかったとか、よくある指が足りないとか
そういうのとは別に、先天的に脳と肺と、それから、主に心臓、
この働きがね、先天的に阻害されたと、いうのが、お医者さんに診てもらってはっきりしたというのが
沢山いたと。これは、事実。

岩上:ん・・・・やっぱり今から子どもを持つ人にはすごく不安になるところだと思いますね

肥田:
ただ、動物実験で、具体的に、その、いろいろと理論的にわかったことは、
二世にはそれほど多くない。
で、一番多いのは三世と四世にある。
だから、今丁度三世が生まれ始めている時期で、

岩上;広島の

肥田:だから、もう、生まれてね。ひ孫として出てきています。

岩上:そうですか、
チェルノブイリなんかでは今でも異常が続くというのはそういう事ですよね。
あの、首都圏の子どもたちに、30代40代の人も、首都圏に居続けることに不安を持つ人も多いんですが、出た方がいいのでしょうか(以下略)


ABCCは何をしたかから
2.岡村ヒサさんの証言 私は昭和20年当時、尾長町で産院を開業していました。41歳でした。その頃はまだ家庭分娩が多うございましたが、だんだん少なくなりまして、昭和30年頃には、皆産院に吸収されました。何も記録は持っていませんが、奇形がたくさん出ました。当時はABCCへ、みな報告しなくてはいけないシステムになっていました。奇形が出ましても、報告するのを嫌う人もございましたので、しなかったこともあります。
-この出典をご存じの方がおられたら、コメント欄で教えてください。
 肥田先生が言われているとおりの産婆さんの貴重な証言です。

そして、先日、ツイッターで教えていただいた貴重な情報 ヒロシマの記録1956 6月
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1956/6/3
日本人類遺伝学会第1回総会(慶応大医学部)2日目、長崎大医学部の岡本直正講師が「原爆放射能で障害児が生まれる」と報告。1949年9月から4年4カ月、長崎ABCCと協力して行った研究。被爆者の死産胎児と生後1カ月以内に死亡した新生児計497体のうち、障害児が92体(18.5%)の高率を示す。障害児の生存は短く、胎内死亡50体、生後1日以内10体、同1カ月以内4体
-この総会資料をお持ちの方おられましたら、コピーを是非とも送っていただけないでしょうか。
 この岡本直正講師は、ABCCの幹部の証言の中に名前が出てきます。

放影研のホームページ(追想録)
初期のABCC遺伝調査プログラム、1946-1954年から
ミシガン大学医学部人類遺伝学および内科学名誉教授  James V Neel
その頃ABCCでは小児科に力を入れ始めており、John Wood、James Yamazaki (RERF Update 1[4]:4, 1989参照)、Wayne & Jane Borges、Frank Poole、Robert Kurata、Stanley & Phyllis Wright、George Plummerなど極めて有能な一連の研究者がいた。この有能な小児科医たちのお陰で、遺伝プログラムに登録した全出生児(死産を含まない)の約30%を生後8-10カ月の時に再検診することができた。先天的障害に関する最も正確な情報を得るために、広島ではWilliam Wedemeyer、長崎では岡本直正両氏の指導のもとに剖検プログラムが開始された。

 上記報告がホンモノであるゆるぎのない証拠です。

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=hamutaro00-22&l=as2&o=9&a=4811304004
の第5巻から
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原爆小頭児のことが触れてあります。(この先天性奇形は、死の灰の正体でも触れられています)
そして、中国放送では、今年の8月にも放映がされています。
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細い絆~“原爆小頭児”と家族はいま~母親の胎内で原爆の強い放射線を浴び、脳の発育が妨げられた「原爆小頭症」の被爆者たち。今も22人が知的障害や骨の変形などの症状に苦しみながら生きている。誰かの助けを借りなくては生活できない小頭症被爆者。しかし今、世話をしてきた親の多くが亡くなり、兄弟の世代も高齢化するなか、小頭症被爆者を誰がどう支えていくのかが大きな課題となっている。戦後66年、多くの被爆者にも共通する、ヒロシマの課題を描く。
【本放送】総合 8月26日(金)午後8:00~8:43
<中国地方向け>
【再放送】総合 8月27日(土)午前10:30~11:13
<中国地方向け>

今まで私はあちこちで講演会をしていますが、この「原爆小頭児」をことをご存じだった方はほとんどおられません。放射能の怖さを私たちに教えてくれるために生まれてきた子どもたちが、なぜ隠されるのでしょう。決して許されないことだと私は思いつつ、いつも講演会で触れています。

そして、私のところに2012年3月に来ました手紙から
-福島
奇形と分かったご家庭には、保健師をはじめ次々と何人もで訪ねてくること。
妊娠中に突然、胎児の頭部が大きくなり、堕胎をすすめられた方。
口唇裂の赤ちゃんの診察のために病院に出かけた際、「ひとに見られたくない、聞か
れたくない」と
ひと目を気にする方には、病院の方から「お宅だけじゃないですよ。気にしなくても
大丈夫です」と声がかけられること。
実際、おなじ事情に苦悩する患者さんご家族どうしが、「ごろごろと」隣り合って病
院にいること…等々。


-関東 2012年7月
今月に入ってから、性別不明の児や21トリソミー、複雑心奇形が生まれました。今も引き続き週数に比べて体重が小さいIUGR,FGRと診断される妊婦さんが後を絶ちません。

-熊本 2012年10月
遺伝子異常の赤ちゃんが増えている

非常にデリケートな問題ですので、表には出てこないと思われます。

チェルノブイリでの奇形児の動画


旧ソ連核実験場セミパラチンスクの状況

書き下し文
カザフスタン核実験場跡「18年後のセミパラチンスク」(全て文字起こし)

放射能で奇形児が生まれるのは、事実です。そして、セミパラチンスクよりもチェルノブイリよりもはるかに大量の放射能が降ったフクシマ・・


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